OCTBER 6,1998
 


■ 秋は手帳の気配?
 
街の文房具屋さんでは来年に向けた手帳コーナーの準備が整い始めています。
 
ここ数年はミニ6穴サイズのシステム手帳が盛況のようですね。
学生にも社会人にも持ちやすいサイズですし
バインダー&リフィルの種類が豊富でミニ6穴バインダーの人気は続きそうな感じです。
 
ミニ6穴では昨年、ビジネス向けではありませんが1500円前後のビニル製バインダーが充実していました。
品質の良い物、キャラクターデザインをあしらった物が数多く登場し、なかなか楽しめました。
いっぽう、個人的な好みでは革バインダーのラインアップは少々不満でした。
品良く仕上がった製品は多かったのですが質実剛健な多少乱暴に扱っても良いような物、ぼろぼろになるまで
使うと良くなりそうな物、気楽に使える安価な革バインダーなどがもっと増えるとよいかなと思います。
そうそう、革バインダーのカラーバリエーションももっと増えて欲しいです。まず茶色、種類は豊富でも好み
の茶色が少ないのです。あとは濃い緑色も沢山出てきて欲しいです。(わがままモード)
 
私の手帳は、ASHFORD のミニ6穴、これをずっと愛用しております。(写真)
 
 
ASHFORDは各種手帳を出している日本のチャンドラーという会社のブランドです。
(これで「がんばれ日本の文具」キャンペーンに沿うことができるかな。)
バインダーは「ブライドル・レザー」という、表面にこってりロウが塗布されたちょっと変わった革です。
馬具に使われる革の表面仕上げだそうです。
だいぶ使い込んだおかげで表装全体にツヤが入り、それと同時に細かい傷も付いて「味」が出てきました。
 
手帳にはさみ込んでいる筆記具はペリカン#500シリーズのボールペンです。
(ペンについては日本製品を選べなかったのが残念。)
茶を基調にした色彩で、軸後半はセルロイド風の処理が施してありクラシカルな雰囲気です。
手帳には、その手帳の雰囲気にあわせた筆記具を使うのが良いかと思います。
プライベートの用途にしか使わない手帳なので、ボールペンのインクはブルー。
真っ白なリフィルにブルーのインクでびっしり書き込むのが好きなんです。
 
次なる手帳も検討中です。
現在ビジネスユースには普通のリング・ノート(雑記帳)を使っています。
これをページ固定タイプの手帳に置き換えようかと考えております。
次回も手帳関係のお話をしたいと思います。


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