2002年11月15日

■ 「A4−4穴」の流れ

ここ数年、当サイトや信頼文具舗にいただくメールで目に付くのは
「A4サイズで4穴のフォーマット」に関するお問い合わせです。

仕事ではA4サイズの用紙が主流、ファイリングにはパンチで2穴を空けている。
けれどもA4の書類を持ち歩いたり、アクティブに使うのに2穴では少々心許ない。
いちど4穴の安定感を味わってしまうと2穴にもどれない。

A4すべてを4穴にとは思いませんが、文房具に対する要望の多様化を考えれば
ひとつの大切な流れとして認識しなければいけないのかもしれません。

A4-4穴が定着するにはふたつの課題があるでしょう。
ひとつめは良いバインダーファイルが登場すること。
ふたつめは使いやすい4穴パンチが手軽に買えるようになること。

スタイリッシュなバインダーと言えばERGOGRIPがありましたね。(2穴、4穴ともにあり)
これはもっと売れて認知されてもよい製品だと思います。

ファイリング指向の製品ですが
無印良品にはこのような製品がありました。
「再生紙4穴ファイル」\550.
再生紙とは思わせない美しい仕上がりのカバーに
使ってみたくなる外観(右下)の金具が備わっています。
カバーはライトグレーとダークグレー。(他にクラフトあり?)
このような、さりげなく使えるファイルはうれしいものです。
4穴普及のためにも継続的な販売が望まれます。
では4穴に入る用紙やアクセサリは?との問い掛けについて
用紙については4穴パンチを使っていただくことしかないのかなあ。
アクセサリ、つまりポケットリフィル類には2穴−4穴共用のものが登場
しつつあり、この課題は解決していると思います。

信頼文具舗で取り扱っている「リニカラー#328626」ノートは
大判のリングノートながら、ページをミシン目で外すとA4-4穴のリフィルに
なるという仕掛けが付いてます。当サイトの読者様には有名なノートですが。