2003年1月13日
■ ERBA !!

PTM Fan Site によるオリジナル・手帳リフィルのPDFダウンロードサービス。
これにレイアウトの大幅なリファインが施された2003年版が登場しました。

写真はerba advanced refil ミニ6穴版。

コクヨのインクジェット用紙(両面用)
が使われた「オプションC仕様」です。

ひと月ごとに彩色された
美しいインデックスのトーンが特徴。

ERBA(エルバ)はこのリフィル制作を手がけた
デザイン・スタジオの名称です。

ラウンジでおなじみのHIKAWAさんが運営する PTM Fan Site
(もはや近いうちに TRIM Fan Site になるのでは?との噂もあり。そんなこと無いか、笑)

PTM Fan Siteが手帳ユーザーの立場になって作成したオリジナルのリフィルが、昨年から
サイトのダウンロードサービスとして提供され、「驚くべき人数」のかたが利用しました。
そして昨年版の実績を踏まえ、レイアウトとディテールにさらなる変更を加えられた2003年版
を公開されました。

今年からはこのリフィルに「ERBA(エルバ)」の名が冠されております。
ERBAはリフィルの制作を手がけたデザイン・スタジオの名称です。

日付部分のレイアウトが大きくリファインされました。
曜日&月表示部分は表情豊かになり、日付はより見やすく、
そしてイベント記入欄の面積はグッと増大しております。

パンチ穴の径は比較的大きめに設定。
これはトリムのバインダー金具を意識してのもので
私のTRIMミニ6穴バインダーにももちろんフィットしました。

月ごとに色分けされたインデックスはERBA一番の「華(はな)」の部分。
HIKAWAさんによればTRIM・ITシリーズ
のような質実剛健なバインダーに
このインデックスが美しい色を添えるのではと期待しているそうです。

2003年版は色さしインデックス部分の月表示が白抜き文字になって
いるなど、細部にわたって改良が加えられており、このような配慮が
全体の見た目のクオリティを向上させているようです。
まさに「ERBAは1日にして成らず」なのでした。

ページの下側約5分の1のスペースは方眼罫になっており、見開き左側は
ToDo &メモ欄、右側は写真のとおり日曜予定との兼用になっております。
ここがERBAオリジナルの素晴らしき「機能」です。
ユーザーの生活スタイルに合わせ、この方眼罫部分の使い分けができる工夫。

私も手帳には、ユーザーの使いこなしのために多少「柔軟な部分」を
用意すべきと思っていたので、ココがとてもうれしく思います。

お送りいただいた「オプションC仕様」の用紙はコクヨの両面インクジェットプリンタ用。
インクジェットプリンタ用紙をお使いのかたならご存知の性質、純白の紙面、鉛筆と油性の
ボールペンの筆記で快適、万年筆ですとインクが一気に広がってしまうタイプです。
印刷の仕上がりではこのC仕様がいちばん美しいとのことです。

まだまだ見どころは多いのですが、興味のあるかたは
ERBAが運営する5mm Sectionのページにどうぞ。

で、ここが本題、なぜERBAは進化しつづけるのか、それはこのリフィルがいずれ
さらに多くの手帳ファンの手に渡るような、その次の段階を目指しているからだと思います。
それにはまだいくつかのハードルが有ることでしょうが、いままでのダウンロード数
すでに2003年版について寄せられている声、そしてなにより、この2003年版のクオリティが
夢の実現への強い力になると期待を寄せております。

今回お送りいただいたパッケージはERBAにて印刷〜裁断を施した「プリント代行サービス」
というもので、1パッケージの作成に数時間を要する職人芸のタマモノです。
ユーザーの筆記具に合わせて基本の用紙を選択でき、また有料で名入れや記念日の設定も可能。
しかもリフィルを保存するBOX付き。いわゆるスクラッチ・ビルドにもかかわらず低価格に
おさまっております。当然、数量限定での販売になるとのことです。

私は無理をお願いして信頼文具舗用に4月はじまりリフィルをバイブル・ミニ6ともに少量
作っていただくことにしました。仕様としては用紙をERBAにて別のものにトライして
いただき、SPRGの文字をレイアウトしていただくことも検討しています。

信頼文具舗としてちゃんと取り扱うことで、今年じゅうに貴重な実績を作り、次の段階の
ための調査をしたいのが目的です。このため、おそらくTRIMバインダーをお求めの皆様
またすでに信頼文具舗でTRIMをお求めいただいた皆様を販売の対象にご用意すると思います。
詳細は未定、今回はご一報まで。

原版の作成が大変なダイアリー制作にトライされた ERBAさん、いちはやくパッケージを
ステーショナリープログラムにお送りいただいたPTM Fan Site のHIKAWAさんに感謝!