2005年11月19日
■ X-ACTO 「レーザーペーパートリマー」
デザイン用カッターでその筋では有名な米国 "X-ACTO"ブランド。
本製品はレーザー照射ガイド機能を有する「ペーパートリマー」です。
A4判(あるいはリーガルサイズ)の長辺もカットできる大型のこれは、ペーパーカッターではなく「ペーパートリマー」が正式の名称です。何十枚もの用紙を一気に裁断するのではなく、1枚または数枚の用紙を正確にカット(トリミング)する目的に使われます。(一般的なコピー用紙で12枚まで)

全体にゆるやかな弧を描くスタイル。ブラックの樹脂ボディ。クルマのシフトノブのような丸いハンドルは少ない枚数しかカットしないペーパートリマーだから実現したのかもしれません。この形状、カット操作が意外と楽になります。ハンドルの飛び出しが少ないので収納時のサイズ削減にも効果あり。

最大の特徴はカットする部分にレーザー光を照射する機能。
紙面のカットしたい箇所、つまりカッター刃がこれから通過するラインに細く鮮やかな赤い光が走るのです。
誤解の無いように再度ご説明しますと、ただの「照明」ではなくて、刃でカットしたいラインをレーザーが正確にトレースします。この種のカッターにありがちな「どこで切れるか判らない」といった不安が解決される画期的な仕組みです。
カットする紙の「表面」をレーザー光が走っている様子。カットしたい箇所をこのレーザーに合わせれば、その通りにカッティングできます。撮影のために少し暗くしていますが、室内の通常の明るさでもレーザーはハッキリと判ります。また、カメラのピントの関係で写真ではレーザー光が太めに写っておりますが、実際はもう少し細く精密なラインです。
最初「レーザービーム付きのトリマー」と聞いて、これはギミック(オモチャ的仕掛け)の製品かと勘ぐっていたのですが、実際にカットしてみると、じつに快適。楽しい。むしろ「これが当たり前」と思えるほど洗練された機能なのです。

カッターの刃は刃物ブランドたるX-ACTOの得意とするところ。カット時に「ウォン」と言う聞き慣れない音を発しますが、これはカット時に刃と刃がこすれて「研ぎ合う」ことを目的とした、刃の表面の特殊な加工によるもの。コピー用紙のような薄い紙でも気持ちよくカットします。

写真のとおり、指3〜4本で持ち上げられる軽さ。取り扱いがとても楽ですし、ちょっとしたスキマにも気兼ねなく収納できます。
ペーパートリマーなんておおげさ。カッターナイフ&カッターマットで大丈夫だったものが、レーザービーム1本のおかげでまったく状況が逆転。こんなにラクラクなツールはありません。プロ/セミプロ用の用品は今後も目が離せない気がします。
■ 参考情報
・X-ACTO製品の正規輸入元は「株式会社ラカ」様(電話03-3523-9120)です。
信頼文具舗でも発売中です。