NOV.
30
1999
文房具・個人情報サイト「ステーショナリープログラム」
ステーショナリープログラムではデザイン・機能の優れた文房具をテーマにしています。
■ ニードルポイント
オート社の細字ボールペン「ニードルポイント」を購入しました。
分類上は油性ポールペンと思われます。
第一の特徴は、油性ボールペンでありながら、細い針状のペン先にあります。
油性ボールペンでこのような製品を追究するところがオート社らしくて好きです。
ペン先がスリムなので文字を書いている箇所がよく見通せて嬉しいものです。
これならば定規を使って直線を引くときにも便利でしょう。
ball point pen [ NEEDLE-POINT ] OHTO / JAPAN
第二の特徴は細字のペン先でありながら意外と書き味がなめらかなことです。
以前から水性ボールペンでは、コーン(=円すい)型よりもニードル型のペン先のほうが
書き味が軽快になることは経験上知っていましたし、某国産筆記具メーカーの研究室の方
も、その傾向があることを認めておりました。
このニードル型ペン先と油性ボールペンを結びつけたことが今回のポイントなのでしょう。
また、このなめらかな書き味にはインクの調整も貢献していることと思われます。
製品にはノック式とキャップ式の2種類があります。
ペン先は細字の「0.7」と極細の「0.5」の2種類がありました。
今回購入はノック式の「0.7」タイプ。¥500-でした。
この製品のおかげで複写伝票やマスキングテープに細かい文字が書けるようになり、重宝
しています。
外観はスリムな六角形軸。梨地仕上の金属製。
全体に渡って巧みにエッジを落とす処理が行われ、「手に優しい」仕上げになっています。
難点はふたつ。
筆記時の温度によるものか、時々ボテが大量に出ること、もうひとつはペン先のがたつきが
少々大きいことです。今後のリファインに期待しております。
goto >>>
Home
Menu