2001年7月10日
|
||||||||
■ A5パンチ ドット コム " Only-1 " 「データの収集・管理にはA5サイズ20穴のリング・ノートがふさわしい」 |
||||||||
■ 無いなら「創る」
A5/20穴、このフォーマットのリフィルは少しですが市場に出回っています。一時「バイブルサイズ」や「ミニ6穴サイズ」の手帳が隆盛をきわめましたけれど、実際に用件を書き込むとなるとA5サイズくらいの用紙はちょうど良いものです。一般に普及しているA4サイズの半分であることも利点のひとつ。けれども自分で20穴を空けたいと思っても、このフォーマットのパンチ(穿孔器)がなかなか手に入りにくい。そこで「A5パンチ ドット コム」の社長様はA5の便利さを推奨するだけではなく、パンチも創ってしまいました。有言実行の社長様に敬意を表さずにはいられません。 |
||||||||
A5 Punch.com " only-1 "
|
||||||||
■ 合理的な作りのパンチ
さらに凄いのは、このパンチを社長みずからが設計していること。右の写真をご覧下さい。1枚の樹脂(=1回の成型)でパンチの基本部分を作り上げているのです。折り曲がるエッジ部分の厚み、金属刃と噛みあう穴の径など充分検討されていることは実際に手にしてみてわかります。 このような基本構成、用紙1枚用にフォーカシングした仕様等を見ると、よく検討された合理的な設計が成されていることがわかります。 |
||||||||
■ 使ってみて
このパンチは1枚穿孔(せんこう)専用です。用紙を1枚、このonly-1にセットしてフタを閉め、両手でこのフタを内側の穴から外側に向かって順に押し込んでゆくと20穴ぶんのパンチが完了します。穿孔には多少の力と慣れが必要です。安全面とのバランスで刃先の鋭さ具合が決定されているのかもしれません。コツさえつかめば穴開けは簡単です。小型なので家でも出先でも使えるところがうれしい点です。 この製品とても薄型で、バインダーにはさんで持ち歩くことも可能。そのための綴じ穴も用意されています。これだけの仕様でありながら安価。つまり儲けることよりもご自分の考えを普及させるのがA5パンチ.コム社長様の目指しているものであることが推測されます。「クロスバー」もそうですが、自分の「信念」を売るお店ですね。私もいつかその仲間入りをしたいものです。 |
||||||||
(本記事ではA5パンチ.コム様よりonly-oneをご提供いただきました。)
|
||||||||