2002年05月21日

■ 航空機のようなフォルム

ラミー「スクリブル・ペンシル3.15mm」

これだけのフォルムを筆記具の中に表現できる、ラミー社の実力に驚きを感じます。
本日取り上げた製品は3.15mmもある太軸のペンシルです。
ラインアップには0.7mmシャープ、油性ボールペンもあります。いずれも個性派。

スクリブルは「落書き」という意味だそうです。
2001年のドイツ・ペーパーワールド「デザイン・プラス」最優秀賞受賞

ペンシル3.15mmのキレイなカットが撮れたので、ちょっとご紹介します。

柔らかな曲面の本体軸中央にフラットな面を充てているのは3.15mmペンシルだけの特徴。
クリップを外して使うときにペンの転がりを防ぐ役目も果たしています。
先端には3.15mmの太芯を収納。スケッチにごく自然に使えるペンシルです。
後端に向かって少しずつ絞られてゆく軸、そこには鋭角に折られたクリップが装備され
ペン全体に適度な緊張感を与えています。
いっぼうでクリップ先端の張りのある曲線は軸のフラット面に形づくられたカーブと調和。
ノック部周辺は精度高く加工された3つの金属パーツで製品のグレードを表現。

機能を完全に備えつつ、美しさを周囲に放つその姿は、まるで航空機にあたえられる
デザイン・クオリティに匹敵します。本製品の登場で、世の中のラミーファンは
自分がラミーを愛していることを、さらに誇らしく思うことでしょう。

ステーショナリープログラム、いま注目のモデル。
おそらく半年くらいすると、雑誌などで騒がれるようになるかも?(笑)


「スクリブル・ペンシル3.15mm」
これを手にした私は思わず多くのカットを撮影してしまいました。
フラット面の美しさを皆様にお伝えするために、、、

このため本日は趣向を変えて、こんな表現にしてみました。