2002年11月27日

■ 多ペン派

趣味&仕事柄、多くの筆記具を並行して使っている私は、
手帳やノート、そして場面ごとに筆記具を使い分けている場合があります。
今迄そのことをそれほど意識していなかったのですが、ここ数ヶ月は
「コレにはコレ!」みたいな、ノートごとの指定筆記具が生まれつつあります。

そんな中で、ずいぶんと私を迷わせたノートがあります。
MOLESKINE ノートブックです。

なんかこれ、
絵柄的にはしっくりとくる風景だと思いません?

ファーバーカステルの
「エモーション」というボールペンです。

このペンでゴロゴロとMOLESKINEに書き込む
のもいい感じです。

手帳にありがちな紙質といえばそうなんですが、表面がわりとサラサラしていて
繊細な書き味のファイバーチップペンですと、ちょっとペン先のすべりが良くないようです。
万年筆やローラーボールでは、種類によってインクがにじんだり、裏写りすることがあります。

そんななか意外や意外、ラミーのインクは良好でした。
アルスターM字の大量に流れ出るインクにもにじみや裏写りは少なめ。
やはり、試すことは大事なのですね。
(MOLESKINEにふさわしいペン、ラウンジにて皆さまからのご報告をお待ちしております。)

当然、鉛筆や油性ボールペンは大丈夫です。
ところで、ラフスケッチ用に使っていたファーバーカステルの「エモーション」を
隣に置いてみたところ、ノートとペン、それぞれの落ち着いた雰囲気がぴったり。
さっそく書いてみると、MOLESKINEの紙質にも良い感じでした。
それも「エモーション」のボールペンでも、シャープペン、どちらでも。。
細かい字が書けないのが難点ですが、
このペンに出会ってMOLESKINEがひとつの「完結した姿」になった気がします。

Pollen の丸カード には、コレ(笑)

モダンデザインのCROSS MATRIXですがペン先の形は
こんなふうにクラシカルなのです。

CROSSのインクカートリッジは容量が小さいので
少し書いただけですぐにインク交換です。
でもそれがかえって「万年筆で書いている!」という
実感につながって、、、そんなに悪い気はしません。

このテーマ、続きがありました。

先日ご紹介したクレールフォンテーヌ「Pollen(ポレン)」の丸カード
には、やっぱり万年筆が合います。

このところ子供たちにたくさん手紙を書いていますが、
Pollen のパキンパキン(硬い)のカードには万年筆のすべりが心地良い!
あっというまにカード1枚が埋まってしまいます。

このひとときが本当に楽しみ。
多ノート派にこりず、こんどは多ペン派宣言しなければ、、