2003年6月9日
■ 手作りカバー

ステーショナリープログラムの読者、Y.T.さんより素敵なカバーを戴いてしまいました。
クレールフォンテーヌの製本ノートが収まる革のカバー、Y.T.さんの手作りです!

厚口でライトブラウンのしっかりとした表紙。

背表紙部分はバーガンディー・カラー、
柔軟性に富んだ薄手の革の別パーツが組まれ
製本ノートのページの開きやすさはそのままです。

私のわがままで、Roring XONOX Rollerpoint EFのサイズに
合わせていただいたペンホルダーは2段の合わせタイプ。
ペンを挿すとカバーがロックされる仕組みです。

いままでステーショナリープログラムであまり無かったテーマ、それが「手作り」でした。

だいたい私自身が不器用で、モノを作り上げるのが苦手。
そんなもので、自分から「何かを作りましょう!」なんて恥ずかしくて言えなかったのです。

そのようななか先日、ほんとうについ先日、Y.T.さんから手作りカバーのメールをいただいて
しかも私のために1冊作っていただけるとのこと。遠慮もなくお願いしちゃいました。
驚いたことにその後、たったの数日でうれしい郵便は到着するのでした。

カバー内側には
ダークグリーンの素材があしらわれてします。
背表紙のバーガンディーとの対比を楽しむことができます。
表裏、合計5つの革パーツが太めの白い糸でがっちりと
縫い込まれ固定されています。これ、作るの大変だなあ!
Y.T.さんは趣味でカバーを製作されておられるとのこと。
ステッチ、革のカット面の処理などプロフェッショナルな製品とはやはり線引きがされて
しまいますが、そんなことはどうでもよい! 工夫とオリジナリティについては「製品」
に負けていません。「ここまでできるんだ。」ということを手に取れるカタチで示して
くださった、Y.T.さんに感謝です。