ステーショナリープログラムと信頼文具舗との関係。詳しくは近々公開のコラムでご紹介を
するとして、まず最初にスタートしたのは「ステーショナリープログラム」(SPRG)。
こちらは私の個人運営のサイトで、文房具の気楽なインプレッションを中心に1997年から
続けています。その後、SPRGでご紹介する商品の入手方法がわからない！との文房具ファン
皆様の声にお応えして、私が必死に作ったのが「信頼文具舗」です。
あちらは会社運営のオンライン・ショップです。（今でも必死ですが。）

ですので本来、信頼文具舗で取り扱う商品は堂々とSPRGで逆紹介しても良いのでありますが
それを無意識に続けていると、こちらの独自性が失われてしまうのではないかとの心配が
出てしまったので、（余計な気をつかって？）安易な逆紹介は避けるようにしています。

でもイイ物はやっぱりイイ、そんな気持ちに押されて、本日はフィスカースのハサミについて
再度レポートをしたいと思います。

「No.7 ハサミ」は北欧創業のフィスカースを
代表する製品。オレンジのハンドルが鮮やか。
信頼文具舗の梱包発送業務を支えてくれる頼も
しいツールです。写真のモデルはフィンランド製。

写真上のソフタッチはNo.7ハサミとほぼ同寸の
刃を装備したモデル。スプリング装備の革新的
デザインのシリーズです。こちらは米国生産。

使っていて不思議なのは、梱包用テープを１日カットし続けても刃がベタベタしないことです。
うちのテープがガムテープではなく薄手のポリプロピレン製だからなのかと思ったのですが
ためしに国産のステンレスハサミを使うとまもなくベタベタに。すぐに工業用ガソリンで
刃を洗浄しないといけません。さらに、テープがべとつかないとうたう、最近はやりの
「フッ素表面加工ハサミ」でもやはり似た結果。

ステンレスの素材でそうそう違いは出ないはずですから、No.7ハサミは２枚の刃の接触する
角度か何かが工夫されているのかなあ、、とにかく不思議です。テープの種類によって結果に
差は出てしまうと思いますが、同じテープの中でもこれほどの違いがありました。

うちの梱包テープに限ってかもしれないけれど、とにかく数日間にわたって刃先洗浄の
必要が無く、シャキン！スパッ！　業務の効率化に大きく貢献しているのです。