2003年8月21日
■ 文房具の改造−3

ステーショナリープログラムの主旨と違うんじゃないかと、しょうじき悩みながらも
読者様から「ありがたいレポート」(笑)が届いております。改造シリーズ、はや3弾。
今回はもう私の保証外、禁断のLAMY M66リフィル切断をされたのは神奈川県在住のK.U.様。

ドイツ・LAMY社のM66と言えば、LAMY スウィフトLAMY ティポ に使われている
「キャップレス対応」・「なめらか筆記」・「速乾性」三拍子揃った、人気替芯です。

K.U.様はこのM66をどうしても、愛用のトンボZOOM(エッグタイプ)に装着してお使いに
なりたいということで。このエッグタイプ、コロンと太くてかなり持ちやすいそうです。

そこでこれからご紹介するような大胆な方法でM66をZOOM用に改造されました。
(イラストと解説、ともにご本人のメールから。)

こんな具合に改造しました。
文房具マニアの目にはちょっと乱暴に
映るかも知れません。
先ず切りたい箇所に印をして、「血(インク)」
がドバーっと出るのを覚悟して
鉄ノコをひきました。
が、何故か何も出ないし、ノコをあてたところ
は両脇に穴が空いて
中央は押しつぶされて凹んだだけみたいな???
後ろのキャップをはずしたら、インクはフィルタだったので、
引き出して、キャップを装着した時にじゃまにならない長さにカット。
そこで手段を変えて、
ペンチで細かく裁断。
ペン先が細身なので遊びが出ない
ようにテーピングしました。
完成っす!
「完成っす!」って、、M66の金属ボディが切断され、花形に開いちゃって、ハラハラです。

愛しのエッグにM66、ご本人にとって待ちに待った最高の組み合わせのようです!
(今回このご報告に、素敵なイラストまで作っていただき、K.U.さんに感謝。)

ところでM66替芯にはこちらの読者の皆様、そして信頼文具舗のお客様から

・M66をベースにした、M66使用ペン互換の「ニードルチップの極細を出して!
・M66を使用する、「ノック式のアルスター・ローラーボールを出して!

のご要望多く、私もごもっともと思います。
輸入元さ〜ん、よろしくお願いします。