2003年10月16日
■ クオバディス・ジャパン 10周年記念ダイアリー

「幸せの箱」がやってきました。

丁寧にしつらえられたふたつの箱。

おなじみのロゴが刻印された左の箱が今回の主役。

右の箱はほぼ同時期にやってきたもの。
それは、本ページの下端にて。

クオバディス・ジャパンが今年で10周年であることは以前ここでお知らせしました。
10年の節目として、いくつか特別仕様の記念モデルが発売されています。

まず、エグゼクティブの限定モデル:"KALISME"(発砲ビニール素材のカバー)
限定仕様のカバーもさることながら、ダイアリー本体にも工夫が凝らされております。
ページを開いて視界に飛び込んでくるのは、ページの真ん中に淡く印刷された
大きなQuoVadisのロゴ。しかもこのロゴはページごとに大きさが違い、パラパラと
めくりますとロゴがフワフワと見える遊び心。
さらにジャパン・スタッフの皆さんで選んだというフランスの名言が各ページの端に
レイアウトされ、その対訳も添えられています。ダイアリー巻末には知って楽しい
フランス語の日常会話の資料なども組まれています。ちゃんと1年間味わえる特典です。

いままではフランス本国の仕様をトレースしてきたのに対し、限定仕様ダイアリーでは
日本ならではの工夫が、しかもおしゃれなアプローチで折り込まれた、意義深い一冊と
言えましょう。

そして、、、クオバディス・ジャパンのサイト で購入した写真の箱のモデルは
10周年記念として特別に用意された、エグゼクティブ・コードヴァン革仕様です。

エメラルド・グリーンに赤の内装を施した化粧箱から
静かで重厚なコードヴァンのダイアリーが現れました。

コードヴァンを仕立てる際のロウ分がカバー表面を
覆っています。使うごとに本物の艶が出ることでしょう。

カバー色は写真の黒のほかに赤が用意されています。
Webサイトによりますと各色50のみ製作されたようです。
\34,000.

そもそも記念モデル、あるいは限定品を有りがたいと思って買うことは滅多に無い私
ですが、このモデルが成り立つまでにはいくつかのストーリーがあり、手にしたいと
考えておりました。また、クオバディス・ダイアリーの本体部分はさきにご紹介した
クオバディス・ジャパン・スタッフ様の作り込みが加えられた特別仕様ですし、さらに
過去のモデルの中で(飛び抜けて)一番のカバーがおごられたその製品自体の完成度に
記念という名前だけにはとどまらない価値があるものなのです。

■ そして

冒頭の写真、気になる右側の箱は、、、ステーショナリープログラムがTRIM様に
製作していただいた、コードヴァンのペンシースです。