2004年7月08日

■ お茶の水駅前散歩

東京駅からJR中央線快速で2駅目、
電気街で有名な秋葉原の西どなりに「お茶の水」という駅があります。
駅周辺にいくつかの大学や医大を控え、駅北側には江戸城の外堀、銭形平次で
おなじみの神田明神、駅の南側にはニコライ堂、神保町の書店街があります。
東京の割には「ひとけ」が少なく、気を抜いてすごせる不思議なエリアでした。

大学時代にこの街でお世話になったわけですが、ここにあって利用した文具店は
丸善とレモン画翠、そして学内の購買部などでした。

都内の打ち合わせに行く前に三十分ほど時間が有ったので、ほぼ20年ぶりに
これらのお店をいっぺんにまわってきました。

写真は散歩での購入品の一部。A4パッドは購買部にある学校指定のレポート用紙。この紙で泣くほどレポートを書きました。いま思うと妙に書き味が良かった事を思い出し、それこそ二十年ぶりに買ってきました。学校の名前入りの方眼用紙です。聞いた話ではこれはあの「ショウワノート」で製造しているらしいとのこと。なるほどそうだったのか。

いつも小奇麗にしている画材屋さん「レモン画翠(がすい)」はいまも変わらぬ風情がうれしく、ポストカードなど買ってきました。最近のローラーボールの動向を知りたくてペンを1本(Pentel)、あとロットリング・ラピッドやファーバーカステル・バリオのシャープペンに丁度よい消しゴムを発見。(TOMBOW)これも購入。

小さい頃から文房具が好きだったのですが、その趣味に大きくお金を掛けるようになったのが大学の頃でして、一番のきっかけがお茶の水の丸善だったように思います。ここの文具売り場は店舗面積はそこそこながら、当時の商品の選び方がなかなか良くて週に何回も買い物をしたおぼえがあります。最初は新宿がテリトリーだったのがお茶の水、そして日本橋や銀座へと「東進」をしていった感じです。