2004年8月24日
■ デザイン ステーショナリー

ステーショナリープログラム読者の皆様なら
すでにご存知かと思われます。

「デザイン ステーショナリー」えい出版社・\1,260.

ムック:デザインステーショナリーの表紙
デザインの良い文房具というテーマで作成されたムック(不定期刊行誌)としてはおそらく初めてのもの。エディターはつい最近まであの「北欧スタイル」を担当されていたとのことで、抑えの効いたレイアウトや美しい製品写真が読者の気持ちを高いレベルで満足させてくれます。紙面は「鉛筆」・「ステープラー」などテーマごとに整然と分類され、海外・国内のスタイリッシュな製品が紹介されています。ほとんどすべての製品は日本での入手が可能で問い合わせ先もちゃんと網羅されており、カタログとしての機能をしっかりと備えているところが本誌のすばらしいポイント。ショップガイドも充実しています。かっこいい文房具の「いま」を知るのに貴重な一冊、文房具ファンの保存版。

これを手にした時、「いよいよ、こういう時が来たんだなあ」と、
妙に感慨深い気持ちになってしまいました。
これがあれば、もうステーショナリープログラムは必要無いような。
プロの取材力はすごいです。

えい出版社の「えい」は「木へんに世」という字です。
見た目は易しい字なのになぜかパソコンの辞書では出てきませんでした。

じつは少しだけ、えい出版社様におじゃましてきたんです。
いろいろ楽しいお話をおうかがいしました。
えい出版社はいま話題の「趣味の文具箱Vol.1」も発行されております。
私などは個人で好き勝手、"等身大"でこのサイトを運営しておりますが
こういったムックの出版となると、時代の少し先を見ながら進めて
ゆかなくてはいけないのですから、ご苦労も多いことと思われます。
この「デザイン ステーショナリー」の発刊は
来年以降の文房具の流れに大きな変化をもたらす予感がします。

ちなみに私は113頁からの
「こだわりの文具をつくる・選ぶ人たち」のところが楽しめました。

■■ 雑記

エイ出版社さんとのきっかけは、、じつは自転車にあり?

自転車のムック表紙
ラウンジでも先日話題になりました、
エイ出版社の
「散歩自転車、旅自転車」Vol.3

この担当者様からのお声がけが最初なんです。

散歩自転車〜では、スタイリッシュな自転車、折りたたみのできる自転車が登場し、「自転車だからこそ気軽に入ってゆける名所」、「地元だけが知っているポイント」、「マニアックな都内某所」などの探訪記を、美しい写真とともに楽しめるガイドブックなのです。