2004年8月25日
■ ステッドラー

いま意欲的なメーカー、ステッドラーの新製品です。

ステッドラー筆記具全体図
筆記具芯先拡大図 製図用品メーカーとして有名なステッドラーならではのスタイル。でもペン先を見てすぐに「おっ」と思われますよね。製図用芯ホルダーで使われるような 2mm芯のペンシルなのです。しかもノック式。芯ホルダーのようにノックボタンを押して芯がストーンと飛び出る心配はありません。外観、中身のメカを含めオール金属パーツ。肉厚の胴軸とノックボタンにはアルミが採用されています。ステッドラーはドイツの会社ですが、これは日本製。いま、ステッドラー日本のスタッフの皆さんは開発意欲にあふれているご様子ですよ。
日本にはステッドラー・ファンがとても多いようです。
信頼文具舗をやっていてそれを実感します。
ステッドラーの筆記具はよく型番で区別されています。
物覚えの悪い私にはこの型番が難しくて。今回の製品は「925 25-20」です。
お好きなかたは型番をすらすらと言えるんですよね、、。

ステッドラー日本様のご厚意により、私がステーショナリープログラムの皆様
にご紹介をするということで、今年のISOTにて特別にいただいてきました。
本製品は8月の末に発売が開始されるそうです。

ノック式の2mm芯ペンシルは私にとって初めての製品。
いったいこれはどんな感じなのか、ずっと確かめておりました。
その結果、チャック(芯をつかむ機構)部分の動作はしっかりしており
ノックした時の感覚はソフトで快適、スリーブ(芯先の筒)と芯とのガタツキ
はほとんど感じられず、ノック式にしたことによるデメリットは無し。
ということは、、、すばらしい素質を持った製品だと思います。

できましたら、こんご派生製品が出るのなら、この仕組みをベースにして
「脱・製図系」のスタイルの製品もあったらいいな、、、と思いました。