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前向き↑文房具:ペンシースで手帳選びを自由に

コラム「前向き↑文房具」
第4回:「ペンシースで手帳選びを自由に」
  
まもなく9月。早いお店では2017年度版の手帳が並び始めています。各所で手帳コミュニティーの動きも出てきました。「来年はどの手帳にするか」・・・ファンにとっては悩ましくも楽しい季節の始まりです。 
  
手帳選びはまず、「綴じ・種別・サイズ」の3つが基本になるでしょうか。綴じとはシステム手帳のようなリフィル式のもの、あるいは綴じ部分が糸綴じで固定されたものなどが挙げられます。種別はざっくり、マンスリー/ウィークリー/デイリーなどの分類。そして用途や持ち歩きの有無を考えれば、サイズの検討は外せません。また、これらを絞り込んでもなお、紙面のレイアウト・筆記具と適合する紙質・カバー装着の有無・デザインなど、検討すべき項目はさらに続きます。 
  
  
ペンホルダーの例
ペンホルダーの例(これはブロックメモですが)  
  
  
以前は信頼文具舗でもいくつかの手帳類を扱っていました。このとき手帳について少なからず生じるお客様からの問い合わせが「ペンホルダー」についてのものでした。手帳の側面に付いたループ状のアレです。手帳を持ち歩くのだから筆記具の携行は当たり前。ならばペンホルダーも当然付いていて欲しいというものです。  
  
そうしたご要望を受けて、以前は私も理想的なペンホルダーを追い求め、ちょっと独創的なペンクリップホルダーを備えたノートカバーを製品化したこともありました。  
  
  
sprgロディアカバー(2004年)
信頼文具舗オリジナル「sprgロディアカバー(2004年)」  
  
  
sprgロディアカバー、ペンホルダー部拡大  
極めて長いペンクリップホルダーにより筆記具を安定して保持  
  
  
ここまでペンホルダーを極めれば美しくもあったのですが、製品化は大変ですし、これとて万能とは言えませんでした。今では手帳の側面にぶら下がる一般的なペンホルダーは、私としては、どちらかと言うと「収まりの悪いもの」・「革製品のシンプルさを削ぐもの」という考えに傾いています。 
  
もちろん、本当にペンホルダーを必要としている方を否定しているわけではありません。ただ、ユーザーが手帳選びで様々な要素を検討しなければいけない中で、さらにペンホルダーの有無を条件に加えてしまうと、手帳の選択対象がさらに狭まっています。できればペンホルダーに振り回されない手帳選びをしてみてはいかがでしょう。  
  
  
いまいちどペンホルダーの役割を考えてみましょう。それは「手帳の傍らに筆記具を1本添えておく」という機能です。筆記具を探さずにすぐ取り出せるのは重要です。しかしその唯一の機能を実現するために懸案事項が少なからず出てくるものです。  
  
・ペンホルダーに合う寸法・形状の筆記具が見つからない。
・ペンホルダーに合った筆記具だが手帳の紙質と合わない。
・ペンホルダーに合った筆記具だが手になじまない。
・ペンホルダーに筆記具がぶらさがる様子が格好良くない。
・ペンホルダーが手帳の中で最初に傷んで(ヘタって)くる。
  
これらは一見こじつけのようですが、実際にペンホルダー付きの手帳を検討した方であれば解っていただけるのではないかと思います。  
  
私がこれまでトークライブなどで時々ご紹介してきたお話で「世の中の多くはトレードオフ」というものがあります。つまり「あちらを立てればこちらが立たず」の関係です。ペンホルダーという条件を外してしまうことで広がるメリットを考えようというのが本エントリーの最初のまとめです。  
  
  
お話は続きます。  
  
カバンは持っている、そのカバンの中に手帳が入っている。筆記具も持ち歩きたい。筆記具は自分が気に入った機能と外観で、もちろん使いやすいものであって欲しい。カバンを軽くしたいので大きな筆入れは必要無い。でも筆記具を素のままでカバンの中に入れるのはイヤだ。筆記具がどこかに埋もれてしまうし、筆記具を保護したいから。・・・こうした流れを受け止めるものとして私は「ペンシース」を使うようになりました。  
  
  
sprgペンシース
「sprgペンシース」(ブライドルレザー)  
  
  
ペンシースの「シース」とは刀の鞘(さや)という意味です。フタの付いていないペンケースのことをペンシースと呼称します。(時々、立派なフタ付きのペンケースをペンシースと呼んでいる例がありますが筆記具の世界では間違えだと思います。)  
  
  
フタが付いていないので、筆記具をすぐに取り出せ、同様に収納も簡単です。このフタの開閉に要する一瞬の時間の差が毎日・毎度の使い勝手に影響します。私がデザインをアレンジした「sprgペンシース」であれば細身の筆記具を除き、かなりの軸径の万年筆やボールペンを収納可能。筆記具の保護性能も充分です。  
  
  
手帳にsprgペンシースを添えて
  
  
「sprgペンシース」は2003年に信頼文具舗で発売を開始。これまでいくつかの革を試しつつ現在が3代目になります。私は今でも初代を使っています。ペンシースという言葉は、三菱鉛筆が40年位前にBOXYというシャープペンシルのオマケとして付けていたデニム素材のものが私の記憶の最初。そしてその後この言葉を広めたのは他ならぬこの「sprgペンシース」です。最近は様々なカタチのペンシースが各方面から出ているようです。ペンシース、手帳用筆記具の休まる先として検討してみてはいかがでしょう。  
  
  
・連携キャンペーンのご案内:  
  
せっかくなので、本記事に連携させて信頼文具舗と銀座・五十音さんで期間限定の「sprgペンシース・キャンペーン」を実施してみます。詳しくは信頼文具舗の案内ページ(下記)をご参照ください。
  
  
・別サイト:
 → 「信頼文具舗」の「キャンペーン案内ページ」へ
 

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