ステーショナリープログラム 2007年4月15日
■ 2月のロディア新製品発表会から
すっかり記事が遅くなってしまいました。
2月15日〜16日(!)に開催されたロディア新作発表会から
ダイジェストをお知らせします。
ポールスミス氏のロディア展示
ポールさんは両面使いだった!

発表会のロケーションは南青山。建築家安藤忠雄氏が設計し今も海外から視察者が訪れるという素敵な建屋の2階。中はグループブランドであるクオバディスやクレールフォンテーヌなどは見当たらず、ほぼロディアのラインアップだけで展示を固めるという驚きの会場となっておりました。ロディア・ブランドの歴史や資料の展示、各界のユーザーが実際に使ったロディアのディスプレイ。そして定番・新作を合わせたロディア・フルラインアップの展示と、主に3つの構成となっておりました。

写真はポールスミス氏が実際に使ったロディア。よく見ると、噂どおりブラウンのインクでデザインスケッチが描かれているものも。氏のファンというわけではないのに、実物を目にすると結構「ゾクッ」とします。そして発見。ポール氏はロディアの裏面もちゃんと使っていた。しかもあまり切り取りしないみたい。

写真の拡大

ロディア部分さらに拡大

展示会場の風景
フロア中央の3列のディスプレイ(細部までステキ)も壁面も、ロディアのフルラインアップで占めらている会場内の様子。発表会終了時間までねばって撮影。奥に居られるのはクレールフォンテーヌの社長樣だったりします。後ろから撮ってごめんなさい。
今回の新作は3つのシリーズ。樹脂カバーを多用したメタリックグレーとオレンジの2色がイメージカラーとなるリングノート「ロディア メタリック」、ブラック&オレンジいずれか単色しか使わないシンプルなカバーデザインの「ロディア クラシック」、そして合皮カバーとの組み合わせで新たな趣きを見せる「ロディア ブティック」。オリジナルの「ロディア ブロック」と合わせ、堂々4つのテーマで展開。
「ロディア メタリック」(右)は樹脂カバーのリングノートがメイン。樹脂素材は耐候性に優れ樹脂ならではの着色も可能で、そのあたりのメリットをしっかり引き出した製品に仕上がっています。写真は上綴じですが、今回は横とじA4サイズのノートが数多く登場し、そこに重点が置かれています。 ロディアメタリックの写真
ePUREの写真
左は「ロディア ブティック」シリーズの「ePURE NOTEBOOK」。黒い合皮カバーの外観は「ポスト・モールスキン」狙いを思わせますが、手に取ると柔らかなカバーですし寸法も独特(かなりの厚口)なため、モールスキン・ポケットとは少し違う方向を向いている製品であることがわかります。それより何よりロディアのスタンダードだった米坪(※1)80グラムを一気に超えた100グラムの用紙を収めていることにびっくり。用紙は無地。
「ロディア」の知名度とクレールフォンテーヌ社のパワー。ふたつの大きな価値を組み合わせて積極的な展開を見せた新しい製品群。デザインにも検討された跡が見られ、色彩などシンプル回帰で好感が持てるものです。クオリティコントロールさえ手を抜かなければ、ながく愛される製品になることでしょう。他方、紙製品でこれだけブランドやキャラクターを明確に表現できることは、日本を含む他の紙製品メーカーにとって大きな勉強(希望?)になると思います。
※1:1平方メートル当たりの紙重量。
※2:会場の撮影と写真の掲載はクオバディスジャパン樣の許可をいただきました。
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