2003年6月14日
■ The Art of Innovation

このような本を教えていただきました。 タイトル:「 発想する会社! 」

発想する会社!」
 トムケリー&ジョナサン・リットマン 著
 鈴木主税・秀岡尚子 訳

 早川書房 ISBN4-15-208426-X

最近本の紹介が多い?いえ、やみくもではないんです。
これは先日ご紹介した「考具」の中で引用されていた本なのです。

アップル社の"Macintosh DUO dock"、パームコンピューティング社の"Palm V"
そのほか多くの印象的な製品を手がけてきたデザイン組織「IDEO(アイディオ)」。
この会社が行ってきたこと、経験したこと、生み出してきた物、それら貴重なトピックスを
IDEOのゼネラルマネージャーが体系的に語った本。単なるメーキングの公開ではなく、
読者に発想のテクニックや発想のための環境づくりを手厚く解説している点が特徴。

原本の内容に加え、日本語版ではIDEOの手がけたプロトタイプや、オフィスの様子など
カラー写真を大幅に増加・掲載しているとのこと。
この本で新発想のための手法を勉強するもよし、単純にクリエイティブな会社の雰囲気
写真で楽しむのもよし、「物づくりの夢」を美しくイメージングできる本です。

また、鈴木主税・秀岡尚子 両名の翻訳によって、デザイン物・ガジェット物の大好きな
私もついつい引き込まれてしまう、的確で読みやすい表現の文体も美点と思います。

会社のクリエイティブ部門の中堅どころが好んで手に取りそうな本ですが、できれば
経営者クラスの方々にも、ぜひ楽しんで読んでみては?とアドバイスしたくなります。
この本にあるオフィス像は、経営者クラスの人が動かないと実現しない、レベルの高い
アイディアがいっぱい詰まっているからです。

ちなみに私のところは残念ながら漢字1字違いでした、発送する会社。